正答5
解説
正解は5です。
新生児の原始反射や姿勢反射のうち、出生時にはまだ出現していないものを問う問題です。
原始反射の多くは出生時からみられ、中枢神経系の成熟とともに生後数か月で消失します。
【選択肢別解説】
1:× Moro反射は、頭部を急に後ろへ落とすと上肢を広げて抱きつくような動きをする反射です。
出生時からみられ、4〜6か月ごろに消失します。
2:× Galant反射は、脊柱の横の皮膚をこすると体幹がその側に曲がる反射です。
出生時からみられます。
3:× Babinski反射は、足底の外側をこすると母趾が背屈する反射です。
出生時からみられ、乳児期には陽性が正常です。
4:× 緊張性迷路反射は、頭の位置によって背臥位で伸筋、腹臥位で屈筋の緊張が高まる反射です。
出生時からみられます。
5:○ 対称性緊張性頸反射は、頸部を屈曲すると上肢が屈曲して下肢が伸展し、頸部を伸展するとその逆になる反射です。
出生時にはみられず、生後4〜6か月ごろに出現します。
【ポイント】
対称性緊張性頸反射は四つ這い位の準備に関わる反射で、8〜12か月ごろに消失します。
出生時からある原始反射と、生後しばらくして出る反射を区別して覚えます。