正答3
解説
正解は3です。
気管支喘息は、気道に慢性の炎症があり、刺激によって気道が狭くなって発作を繰り返す病気です。
治療の中心は、気道の炎症を抑えることと、狭くなった気管支を広げることです。
【選択肢別解説】
1:× β遮断薬は、気管支を広げるβ2受容体の働きも妨げるため、気管支を収縮させます。
喘息発作を誘発するおそれがあるため、喘息患者には原則として使いません。
2:× アスピリンなどの解熱鎮痛薬は、一部の人で喘息発作を誘発します(アスピリン喘息)。
喘息の治療薬ではありません。
3:○ ステロイドは、気道の慢性的な炎症を強く抑える薬です。
吸入ステロイドは喘息の長期管理の基本薬で、発作時には全身投与も行われます。
4:× フロセミドは、尿量を増やすループ利尿薬です。
心不全による浮腫などに使う薬で、喘息の治療薬ではありません。
5:× マクロライド系抗菌薬は、細菌感染症の治療に使う抗菌薬です。
喘息の標準的な治療薬ではありません。
【ポイント】
喘息の長期管理は吸入ステロイドが中心で、発作時には短時間作用性β2刺激薬で気管支を広げます。
β遮断薬とアスピリンは喘息を悪化させる薬として覚えておきましょう。