正答5
解説
正解は5です。
運動学習は、練習によって動作が上達し、それが長く保たれる過程です。
練習の条件によって、学習の効率や、練習していない場面への転移の程度が変わります。
【選択肢別解説】
1:× 覚醒度と成績の関係は逆 U 字型で、中程度の覚醒で最もよくなります。
覚醒度が高すぎると緊張して成績が下がるため、高いほどよいとはいえません。
2:× フィードバックが多すぎると、学習者がそれに頼ってしまいます。
自分で誤りに気づく力が育たないため、学習が進むにつれて頻度を減らします。
3:× 難度が低すぎる課題では、上達のための挑戦が生まれません。
少し努力すれば成功できる程度の難度が、学習に適しています。
4:× 学習の初期には、同じ条件で繰り返す一定練習で動作の基本を身につけます。
条件を変えて行う多様練習は、動作の基本ができた後に取り入れると応用力が高まります。
5:○ 練習する動作が実際に行いたい課題に似ているほど、学習した内容がその課題に転移しやすくなります。
これを練習の特異性といい、運動学習の効率を高める原則です。
【ポイント】
運動学習では「練習の特異性」「適度な難度」「フィードバックは徐々に減らす」が基本です。
日常生活動作の練習は、実際の生活場面に近い環境で行うと効果的です。