正答4
解説
正解は4です。
透析患者は腎臓の働きがほとんど失われており、腎臓から排泄される物質は血液中にたまります。
一方、腎臓でつくられるホルモンが不足することで、低下する検査値もあります。
【選択肢別解説】
1:× CRP(C反応性蛋白)は、炎症や感染があると上昇する検査値です。
透析によって大きく低下する項目ではありません。
2:× 尿酸は腎臓から排泄されるため、腎不全では排泄されずに上昇します。
3:× 血中尿素窒素は蛋白質の分解でできる老廃物で、腎臓から排泄されます。
腎不全では排泄されずに上昇します。
4:○ 腎臓は、赤血球をつくるよう骨髄に促すエリスロポエチンを分泌しています。
腎不全ではエリスロポエチンが不足して腎性貧血となり、ヘモグロビンが正常値より大きく低下します。
5:× クレアチニンは筋肉でつくられる老廃物で、腎臓から排泄されます。
透析患者では正常値より大きく上昇します。
【ポイント】
腎不全では、尿素窒素・クレアチニン・尿酸・カリウムなどの排泄されるべき物質が上昇します。
エリスロポエチンの不足による腎性貧血で、ヘモグロビンは低下します。