正答4
解説
正解は4です。
倒れている患者を発見したときの初期対応の順序を問う問題です。
一次救命処置では、周囲の安全と反応を確かめたら、まず大声で応援を呼びます。
人手と救急カート・AEDなどを確保してから、呼吸や循環の評価と処置を進めます。
【選択肢別解説】
1:× すぐに起こすと、頭部や頸椎の損傷、骨折があった場合に悪化させるおそれがあります。
状態を確認する前に動かしてはいけません。
2:× 主治医への連絡は必要ですが、その場を離れたり電話に時間を取られたりすると対応が遅れます。
まず周囲のスタッフを呼び、連絡は応援者に任せます。
3:× 車椅子を取りに行くと、患者のそばを離れることになります。
移動の手段を考えるのは、状態を把握した後です。
4:○ 周辺のスタッフを呼んで人手を確保することが、最初に行うべき対応です。
複数人で、評価、救命処置、医師への連絡、記録を分担できます。
5:× バイタルサインの確認は重要ですが、応援を呼んだ後に行います。
一人で確認を続けると、急変時に救命処置が遅れます。
【ポイント】
急変時は「安全確認、反応の確認、応援要請、呼吸の確認、胸骨圧迫」の順で対応します。
作業療法室でも、救急カートとAEDの位置を日頃から確認しておきます。