正答1・2
解説
本問は採点除外(公式で1と2のどちらも正解とされた問題)です。
本問は1つを選ぶ設問ですが、厚生労働省は「複数の正解があるため」として、1と2の複数の選択肢を正解として採点しました。
評価法は、検査者が対象者の動作を観察して採点するもの、面接や自己記入で本人の考えを聞くもの、課題に答えてもらう検査に分けられます。
AIMSとAMPSは、どちらも検査者が対象者の動きを観察して採点する評価法です。
【選択肢別解説】
1:○ AIMS(Alberta Infant Motor Scale)は、乳児の腹臥位・背臥位・座位・立位での自発的な運動を観察して評価します。
なお同じ略称の異常不随意運動評価尺度(Abnormal Involuntary Movement Scale)も、観察に基づく評価です。
2:○ AMPS(Assessment of Motor and Process Skills:運動とプロセス技能の評価)は、対象者が日常の課題を行う様子を観察して採点します。
運動技能とプロセス技能を評価します。
3:× COPM(Canadian Occupational Performance Measure:カナダ作業遂行測定)は、半構成的面接で行う評価です。
本人が重要と考える作業を挙げてもらい、遂行度と満足度を本人が採点します。
4:× MMSE(Mini-Mental State Examination)は、質問や課題に答えてもらって認知機能を測る検査です。
観察による評価ではありません。
5:× OSAⅡ(作業に関する自己評価・改訂版)は、本人が自分の作業の状態を評価する自己記入式の評価です。
観察に基づく評価ではありません。
【ポイント】
AMPSは観察、COPMは面接、OSAⅡは自己評価と、作業療法の代表的な評価法を手段で区別しておきます。
同じ略称の評価法がある場合は、文脈から何を指すかを判断します。