正答3
解説
正解は3です。
事例報告では、患者が誰であるかを特定できないように情報を加工して記載する必要があります。
年齢・住所・職業などは、目的に必要な範囲でぼかして表記します。
【選択肢別解説】
1:× 実名のイニシャルは、他の情報と組み合わせると個人の特定につながります。
氏名は「A氏」「症例A」など、実名と関係のない記号で表します。
2:× 生年月日は個人を特定する情報になるため記載しません。
年齢の表記で足りるのであれば、生年月日は不要です。
3:○ 「50歳代前半」のように年代で示すと、個人を特定しにくくなります。
病状や生活の理解に必要な情報は残しつつ、特定を防ぐ適切な記載方法です。
4:× 番地まで含む住所は、個人を直接特定できる情報です。
記載が必要な場合でも、地域の特徴がわかる程度(都道府県や「都市部」など)にとどめます。
5:× 勤務先の官庁名まで書くと、他の情報と組み合わせて個人の特定につながります。
職業は「公務員」「事務職」など、一般的な表現にとどめます。
【ポイント】
事例報告では「氏名は記号、年齢は年代、住所と勤務先は詳細を書かない」が基本です。
発表には本人の同意を得ることも必要です。