正答3
解説
正解は3です。
感度は「病気の人を正しく陽性とする割合」、特異度は「病気でない人を正しく陰性とする割合」です。
それぞれが高いと、どのような誤りが減るのかを問う問題です。
【選択肢別解説】
1:× 血液検査の感度・特異度は、検査項目や対象とする病気ごとに異なります。
血液検査だから特異度が高いとは一概にいえません。
2:× 感度が高いと、病気の人を陰性と判定する偽陰性が少なくなります。
見落としは多いのではなく、少なくなります。
3:○ 特異度が高いと、病気でない人を陽性と判定する偽陽性が少なくなります。
そのため、病気でない人を病気と診断する過剰診断が少なくなります。
4:× 信頼区間が広いことは、推定値のばらつきが大きく精度が低いことを意味します。
再現性は高くなるのではなく、低いと考えます。
5:× 胸部エックス線写真は、小さな病変や心臓・骨に重なる病変を見落としやすい検査です。
肺がんの発見には感度が高い検査とはいえず、より感度が高いのはCTです。
【ポイント】
感度が高い検査は「除外診断」(陰性なら否定しやすい)、特異度が高い検査は「確定診断」(陽性なら確定しやすい)に向きます。