16歳の男子。
乳幼児健診で異常を指摘されたことはなかったが、乳幼児期、母親の後追いをせず、履いている靴がボロボロになっても他の靴では嫌だと強いこだわりを見せた。
大人びた話し方をし、小学校では自分の関心事について熱中して一方的に話すために、友達から避けられるようになって孤立していた。
中学校入学後は不登校になり、ゲームに熱中するようになったため、心配した母親が児童思春期専門の医療機関を受診させた。
評価に用いるテストとして適切なのはどれか。
正答1
解説
乳幼児期の後追いのなさ、強いこだわり、大人びた話し方、一方的な話し方、友人関係の困難さから自閉スペクトラム症(ASD)が疑われる。
ASQ(Autism Screening Questionnaire:自閉症スクリーニング質問紙)はASDのスクリーニングに用いられる評価法であり適切である。
HTPとバウムテストは投影法の描画テストで人格評価に用いる。
WAIS-Ⅲは知能検査でASD特異的な評価ではない。
CAARS(Conners' Adult ADHD Rating Scales)はADHDの評価尺度である。