正答4
解説
正解は4です。
多くの臓器は交感神経と副交感神経の二重支配を受け、両者は互いに反対の作用(拮抗支配)を示します。
唾液腺は、例外的にどちらの刺激でも分泌が促進される臓器です。
【選択肢別解説】
1:× 汗腺は交感神経だけに支配され、交感神経の刺激で発汗が促進されます。
副交感神経による支配はありません。
2:× 心拍数は交感神経の刺激で増加し、副交感神経(迷走神経)の刺激で減少します。
両方で促進されるのではありません。
3:× 胃の蠕動は副交感神経の刺激で促進され、交感神経の刺激で抑制されます。
両方で促進されるのではありません。
4:○ 唾液腺の分泌は、副交感神経の刺激で水分の多いさらさらした唾液が大量に、交感神経の刺激で粘り気のある唾液が少量分泌されます。
どちらの刺激でも分泌が促進されます。
5:× 立毛筋は交感神経だけに支配され、交感神経の刺激で収縮します。
副交感神経による支配はありません。
【ポイント】
交感神経だけに支配されるのは、汗腺、立毛筋、ほとんどの血管、副腎髄質です。
唾液腺は両方の神経で分泌が促進される例外として頻出です。