正答5
解説
正解は5です。
標準予防策(スタンダードプリコーション)は、感染症の有無にかかわらず、すべての患者に対して行う基本的な感染予防策です。
血液、体液、分泌物、排泄物、傷のある皮膚、粘膜は、感染の可能性があるものとして扱います。
【選択肢別解説】
1:× 手洗いは、石けんと流水で手全体を十分にこすって行います。
WHOの手順では石けんと流水による手洗いは40〜60秒程度かけるとされ、7秒以内では不十分です。
2:× 手袋にはピンホールなどがあることや、外すときに手が汚染されることがあります。
手袋の着用前にも、外した後にも手指衛生が必要です。
3:× 感染症の患者を個室に隔離することは、接触・飛沫・空気といった感染経路に応じて行う感染経路別予防策に含まれます。
標準予防策には含まれません。
4:× 標準予防策の目的は、患者と医療従事者の双方を感染から守ることです。
患者同士の接触による感染予防だけが目的ではありません。
5:○ 標準予防策では、すべての患者の排泄物を、感染性があるものとみなして取り扱います。
【ポイント】
標準予防策の主な内容は、手指衛生、個人防護具(手袋・マスク・ガウン・ゴーグル)の使用、咳エチケット、器材や環境の適切な処理です。
これに加えて、感染症ごとに感染経路別予防策を行います。