正答4
解説
正解は4です。
この問題は認められない症状を選ぶので、○ が答え(ナルコレプシーの症状ではないもの)です。
ナルコレプシーは、覚醒を保つ物質(オレキシン)を産生する神経が減ることで起こる過眠症で、睡眠と覚醒の切り替えがうまくいかなくなります。
睡眠発作、情動脱力発作、睡眠麻痺、入眠時幻覚が4大症状です。
【選択肢別解説】
1:× 睡眠発作は、日中に耐えがたい眠気が起こり、会話中や食事中でも眠り込んでしまう症状です。
ナルコレプシーの中心となる症状です。
2:× 睡眠麻痺は、寝入りばなや目覚めたときに体が動かせなくなる、いわゆる金縛りです。
ナルコレプシーの4大症状の一つです。
3:× 入眠時幻覚は、寝入りばなに現実のように生々しい夢を見たり、人の気配を感じたりする症状です。
ナルコレプシーの4大症状の一つです。
4:○ けいれん発作は、脳の神経細胞の過剰な興奮で起こるもので、てんかんなどでみられる症状です。
ナルコレプシーの症状には含まれないため、これが答えです。
5:× 情動脱力発作(カタプレキシー)は、笑ったり驚いたりしたときに、急に体の力が抜けてしまう症状です。
意識は保たれており、ナルコレプシーに特徴的な症状です。
【ポイント】
ナルコレプシーでは、寝入ってすぐにレム睡眠が現れることが、睡眠麻痺や入眠時幻覚の背景にあります。
情動脱力発作は意識が保たれる点で、てんかんの脱力発作と区別します。