65歳の女性。
約1年前から抑うつ気分、意欲低下、判断力低下、不眠、食思不振などがあり、約9か月前に精神科外来を初めて受診した。
希死念慮や貧困妄想も加わり、約8か月前に医療保護入院となっている。
抗うつ剤投与により不眠、食思不振はある程度改善されたが、悲観的な思考内容は遷延化した。
促してかろうじて病棟外への散歩に応じるようになり、数か月が経過したところで、主治医から作業療法の依頼があった。
この時点での作業療法として適切でないのはどれか。
正答4
解説
65歳の女性で約1年前からうつ症状があり、約9か月前から精神科外来で治療中である。
抑うつ気分、意欲低下、判断力低下、不眠、食思不振は典型的なうつ病の症状であり、薬物療法と精神療法を組み合わせた治療が行われる。
回復期には活動性の段階的な向上を図り、再発予防のための心理教育や認知行動療法の導入が検討される。
高齢者のうつ病では認知症との鑑別も重要である。