正答2
解説
正解は2です。
上腕切断の断端の長さを百分率で表すと、適応となる義手の種類を判断できます。
計算式は「断端長 ÷ 上腕長 × 100」で、分母のAには上腕長が入ります。
上腕長は肩峰から上腕骨外側上顆までの長さです。
【選択肢別解説】
1:× ①は肩峰から中指の先端までの長さで、上肢長にあたります。
上腕切断の断端長率の分母には用いません。
2:○ ②は肩峰から上腕骨外側上顆(肘の高さ)までの長さで、上腕長です。
断端長をこの長さで割って断端長率を求めます。
3:× ③は上腕骨頭の上端から肘までの長さです。
上腕長の起点は骨頭ではなく肩峰と定められています。
4:× ④は腋窩から肘までの長さです。
腋窩は上腕の断端長を測るときの起点であり、分母の上腕長ではありません。
5:× ⑤は腋窩から前腕遠位までの長さです。
上腕切断の計算に用いる計測値ではありません。
【ポイント】
上腕切断では、断端長は腋窩から断端末端まで、上腕長は肩峰から上腕骨外側上顆までと区別して覚えます。
断端長率が小さいほど肩義手に近い構成、大きいほど肘離断に近い構成が検討されます。