正答2
解説
正解は2です。
不安症や神経症性障害の行動療法は、疾患ごとに標準的な技法が決まっています。
疾患と技法の正しい組み合わせを選ぶ問題です。
【選択肢別解説】
1:× 系統的脱感作法は、リラクセーションと、弱い刺激から段階的に慣れることを組み合わせた方法です。
主に恐怖症に用いられ、身体化障害の標準的な治療ではありません。
2:○ 曝露反応妨害法は、強迫観念を起こす状況にあえて身をさらし、強迫行為を行わずに不安が下がるのを体験させる方法です。
強迫性障害に最も有効な行動療法です。
3:× PTSDに標準的に用いられるのは、持続エクスポージャー法です。
強い刺激に一気にさらすフラッディングは、PTSDの標準的な治療ではありません。
4:× 持続エクスポージャー法は、外傷体験を繰り返し想起して向き合うPTSDの治療法です。
心気障害の治療ではありません。
5:× バイオフィードバック法は、筋緊張などの生体反応を目に見える形で示し、自分で調整する方法です。
緊張型頭痛などの心身症に用いられ、解離性健忘の治療ではありません。
【ポイント】
強迫性障害=曝露反応妨害法、PTSD=持続エクスポージャー法、恐怖症=系統的脱感作法と整理します。
いずれも、不安を起こす刺激に段階的または持続的に向き合う点が共通しています。