正答5
解説
正解は5です。
神経症性障害(不安障害や強迫性障害など)では、不安や強迫などの症状が生活の妨げになっています。
身辺処理や基本的な心身機能は保たれていることが多く、症状とどう付き合っているかが生活上の課題となります。
【選択肢別解説】
1:× 就労関連技能は、復職や就労を目指す段階で評価する項目です。
導入時に最も重視するものではありません。
2:× 神経症性障害では、身辺処理能力は多くの場合保たれています。
導入時に最も重視する評価ではありません。
3:× 精神内界の葛藤は、精神療法で扱う領域です。
作業療法の導入時に深く掘り下げると、不安を強める危険があります。
4:× 基本的な心身機能も多くは保たれています。
重点的に評価する項目ではありません。
5:○ 不安や症状が起きたときに、本人がどのように対処しているかを把握することが重要です。
対処方法を知ることで、作業を通じてより適応的な対処を身につける支援につなげられます。
【ポイント】
神経症性障害の作業療法は、症状をなくすことよりも、症状があっても生活できる対処の獲得を目指します。
今ここでの具体的な活動に取り組み、達成感と自信を得ることを重視します。