正解を2つ選んでください。
正答2・3
解説
正解は2と3です。
排痰法は、気道にたまった分泌物を移動させ、咳などで体外へ出しやすくする方法です。
【選択肢別解説】
1:× Mendelsohn手技は、嚥下の際に喉頭が上がった状態を数秒保つ嚥下訓練です。
食道入口部の開大を助ける方法で、排痰法ではありません。
2:○ 体位ドレナージは、痰のたまった肺区域を上にした体位をとり、重力で分泌物を太い気道へ移動させる方法です。
排痰法の基本です。
3:○ スクイージングは、痰のある部位の胸郭を呼気に合わせて手で圧迫する方法です。
呼気の流速を高めて分泌物を移動させる排痰法です。
4:× 口すぼめ呼吸は、口をすぼめてゆっくり息を吐く呼吸法です。
呼気時の気道の虚脱を防ぎ呼吸を楽にする方法で、排痰が目的ではありません。
5:× Jakobson法(Jacobsonの漸進的筋弛緩法)は、筋に力を入れてから緩めることを繰り返すリラクセーション法です。
排痰法ではありません。
【ポイント】
排痰法には、体位ドレナージ、スクイージング、ハフィング、咳嗽介助などがあります。
口すぼめ呼吸と横隔膜呼吸は、呼吸困難を軽くするための呼吸法として区別します。