正答2
解説
正解は2です。
肩甲上神経は、腕神経叢の上神経幹から出る神経(C5・C6)です。
肩甲骨上縁の肩甲切痕を通って棘上窩に入り、棘上筋を支配します。
その後、肩甲棘の外側を回って棘下窩に入り、棘下筋を支配します。
【選択肢別解説】
1:× 三角筋は腋窩神経(C5・C6)の支配です。
肩関節の外転・屈曲・伸展に働きます。
2:○ 棘上筋は肩甲上神経の支配です。
肩関節の外転の初動に働き、上腕骨頭を関節窩に引きつけて安定させます。
3:× 小円筋は腋窩神経の支配です。
棘下筋とともに肩関節の外旋に働きます。
4:× 大円筋は肩甲下神経(下肩甲下神経)の支配です。
肩関節の伸展・内転・内旋に働きます。
5:× 肩甲下筋は肩甲下神経の支配です。
肩関節の内旋に働きます。
【ポイント】
回旋筋腱板の支配神経は、棘上筋と棘下筋が肩甲上神経、小円筋が腋窩神経、肩甲下筋が肩甲下神経です。
小円筋と大円筋は名前が似ていますが、支配神経も作用も異なる点に注意します。