正答2
解説
正解は2です。
足部の縦アーチ(特に内側縦アーチ)は、骨の配列と、足底腱膜・靱帯・筋によって保たれています。
筋では、足底を通って舟状骨や足底に付く筋がアーチを引き上げる働きをします。
【選択肢別解説】
1:× 足の虫様筋は、主に足趾のMTP関節の屈曲に働く小さな筋です。
縦アーチの保持に関与する代表的な筋ではありません。
2:○ 後脛骨筋は、下腿後面から足底に回り込み、舟状骨などに付着します。
内側縦アーチを下から引き上げて支える代表的な筋です。
機能不全になると扁平足の原因になります。
3:× 前距腓靱帯は、足関節の外側で距骨と腓骨を結ぶ靱帯です。
足関節の内がえしを制限するもので、縦アーチの保持には関与しません。
4:× 短母指伸筋は前腕の筋で、母指を伸展させます。
足の短母趾伸筋も母趾の伸展に働く筋であり、いずれも縦アーチの保持には関与しません。
5:× 浅横中足靱帯は、中足骨頭の部分で足趾の間を横につなぐ靱帯です。
横アーチに関わる構造で、縦アーチの保持には関与しません。
【ポイント】
内側縦アーチを保つ構造は、足底腱膜・底側踵舟靱帯(スプリング靱帯)・後脛骨筋・長母趾屈筋・長趾屈筋・母趾外転筋などです。
横アーチには長腓骨筋や母趾内転筋横頭が関与します。