正答4
解説
正解は4です。
この問題は誤っているものを選ぶので、○ が答え(誤った記述)です。
骨格筋は、1回の刺激で単収縮を起こし、刺激の頻度を上げると収縮が重なって強縮になります。
【選択肢別解説】
1:× 筋に刺激を与えると、まず筋活動電位が生じ、わずかな潜時ののちに収縮が起こります。
活動電位が収縮に先行するので、正しい記述です。
2:× 支配神経に1回の刺激を加えて起こる1回の収縮を、単収縮といいます。
正しい記述です。
3:× 単収縮が連続して起こると、収縮の高さが少しずつ大きくなる階段現象がみられます。
正しい記述です。
4:○ 5〜6Hz程度の刺激では、単収縮がほぼ分かれたまま起こり、強縮にはなりません。
強縮が起こるには、前の収縮が終わる前に次の収縮が重なるような、より高い頻度(数十Hz程度)が必要です。
記述が誤っているため、これが答えです。
5:× 速筋は単収縮の時間が短く、収縮が重なりにくいです。
そのため、強縮を起こす刺激頻度の閾値は遅筋より高く、正しい記述です。
【ポイント】
刺激頻度を上げると、単収縮、不完全強縮、完全強縮の順に変化します。
強縮の張力は単収縮より大きく、日常の随意収縮は強縮によって行われています。