胸が締めつけられる感じ、死んでしまうのではないかという強い不安、動悸、息苦しさなどが突然起こると訴える患者に対する症状軽減を目的としたプログラムとして最も適切なのはどれか。
正答5
解説
正解は5です。
胸が締めつけられる感じ、死ぬのではないかという強い不安、動悸、息苦しさが突然起こるのは、パニック発作の典型的な症状です。
症状の軽減には、緊張と不安を自分で和らげる方法を身につけることが役立ちます。
【選択肢別解説】
1:× SST(社会生活技能訓練)は、対人関係などの生活技能を練習する方法です。
パニック発作の症状を直接和らげる方法ではありません。
2:× 散歩は気分転換や体力づくりには役立ちます。
しかし発作時の身体の緊張や不安を和らげる技法としては、最も適切とはいえません。
3:× 絵画は、表現を通じて感情を扱う活動です。
パニック発作の身体症状と不安の軽減を目的とするプログラムとしては、最も適切ではありません。
4:× レクリエーションは集団での活動が多く、気分転換や交流が主な目的です。
人混みや刺激が発作の不安を高めることもあり、症状軽減を目的とするには適しません。
5:○ リラクセーション(腹式呼吸や漸進的筋弛緩法など)は、身体の緊張をほぐし、自律神経の興奮を鎮める方法です。
発作時の動悸や息苦しさ、不安の軽減に役立つため、最も適切です。
【ポイント】
パニック障害の治療は、薬物療法と認知行動療法が中心です。
作業療法では、リラクセーション技法を身につけて「発作が来ても対処できる」という感覚を育てることが役立ちます。