正答5
解説
正解は5です。
酸化エチレンガス滅菌は、熱に弱い医療器材を比較的低い温度で滅菌する方法です。
強いアルキル化作用によって微生物の蛋白質や核酸を変性させます。
【選択肢別解説】
1:× 酸化エチレンは毒性が強く、発がん性も指摘されています。
滅菌後は残留ガスを除くためのエアレーション(換気)が必要です。
2:× 酸化エチレンは引火性と爆発性をもつガスです。
取り扱いには十分な注意が必要です。
3:× 酸化エチレンは金属などの材質をほとんど腐食させません。
そのため精密機器やプラスチック製品の滅菌に使えます。
4:× 酸化エチレンガス滅菌はおおむね40〜60℃程度で行う低温滅菌法です。
高温滅菌法ではありません。
5:○ 酸化エチレンはアルキル化作用で微生物の蛋白質や核酸を変性させます。
芽胞を含むすべての微生物を死滅させることができます。
【ポイント】
低温滅菌法には、酸化エチレンガス滅菌のほかに過酸化水素ガスプラズマ滅菌があります。
酸化エチレンガス滅菌は材質を傷めにくい反面、毒性があり、エアレーションに時間がかかる点が欠点です。