正答3
解説
正解は3です。
パニック値(極異常値)の定義と運用について問う問題です。
この問題は誤っている記述を選ぶので、○ が答え(誤った記述)です。
パニック値とは、生命が危ぶまれるほど危険な状態を示す検査値です。
直ちに治療を始めれば救命できる可能性があるため、速やかに医師へ報告します。
【選択肢別解説】
1:× 正しい記述です。
パニック値の項目や基準は、患者層や診療体制に応じて施設ごとに設定します。
全国一律の値は決められていません。
2:× 正しい記述です。
検体検査だけでなく、心電図の致死性不整脈などの生理機能検査の所見も対象になります。
3:○ パニック値は「対応不可能な値」ではありません。
迅速に対応すれば救命につながる可能性がある値であり、だからこそ緊急報告が求められます。
4:× 正しい記述です。
生命に危険がある状態を示す値という定義のとおりです。
5:× 正しい記述です。
誰に、どの手段で、どの時間内に報告するかを事前に取り決め、記録を残すことが重要です。
【ポイント】
パニック値は「異常値」ではなく「直ちに治療すれば救命しうる危険な値」と押さえます。
報告体制を施設内で事前に決めておくことが、医療安全の基本です。