正答1
解説
正解は1です。
回虫の受精卵は長径45〜75µm程度の楕円形で、蛋白膜に覆われています。
虫卵の大きさの比較では、大型の肝蛭卵と小型の吸虫卵を押さえることが重要です。
【選択肢別解説】
1:○ 肝蛭卵は長径130〜150µm程度で、ヒトに寄生する虫卵の中で最大級です。
淡黄褐色の楕円形で小さな卵蓋をもち、回虫卵より明らかに大きいです。
2:× 鞭虫卵は長径約50µmで、回虫卵とほぼ同じか小さいです。
両端に栓のある岐阜提灯(レモン)形が特徴です。
3:× 肝吸虫卵は長径約30µmの小型卵です。
卵蓋と肩峰をもつナス形の卵で、回虫卵より小さいです。
4:× 無鉤条虫卵は直径30〜40µmの球形です。
放射状線条のある厚い幼虫被殻に包まれ、回虫卵より小さいです。
5:× 横川吸虫卵は長径約30µmの小型卵です。
肝吸虫卵に似ますが肩峰が目立たず、回虫卵より小さいです。
【ポイント】
最大級は肝蛭卵・肥大吸虫卵、最小級は肝吸虫卵・横川吸虫卵と対比して覚えましょう。