正答4
解説
正解は4です。
染色体分染法は、染色体上の塩基組成やクロマチン構造の違いを縞模様(バンド)として染め分ける方法です。
GC塩基対に富む部分が濃く染まる方法を選びます。
【選択肢別解説】
1:× Cバンド分染法は構成的ヘテロクロマチンを染める方法です。
動原体付近や1番・9番・16番染色体、Y染色体長腕の一部が濃染します。
2:× Gバンド分染法では、AT塩基対に富む部分が濃染します。
GC塩基対に富む部分は淡染となり、Rバンドとは逆のパターンになります。
3:× Qバンド分染法はキナクリンによる蛍光染色法です。
AT塩基対に富む部分が明るく光り、Gバンドとほぼ同じパターンになります。
4:○ Rバンド分染法では、GC塩基対に富む部分が濃染します。
Gバンドと濃淡が逆転するため「逆(reverse)」の頭文字でRバンドと呼ばれます。
5:× NOR分染法は核小体形成部位(NOR)を銀染色で染める方法です。
端部着糸型染色体の付随体柄に存在するリボソームRNA遺伝子領域が染まります。
【ポイント】
GバンドとQバンドはAT優位部が濃染(発光)し、RバンドはGC優位部が濃染します。
Rバンドは染色体末端の評価に有用です。