正答5
解説
正解は5です。
正常な関節液は淡黄色透明で粘稠性が高く、細胞数や蛋白濃度は少ない液体です。
各選択肢が基準範囲内かどうかを判断します。
【選択肢別解説】
1:× 淡黄色透明は正常な関節液の性状です。
炎症や感染があると混濁し、外傷では血性になります。
2:× 比重1.010前後は正常範囲の値です。
関節液は血漿の限外濾過液にヒアルロン酸が加わったもので、比重は低めです。
3:× 細胞数50/μLは正常です。
正常関節液の細胞数は200/μL未満とされています。
4:× 好中球比率10%は正常です。
正常関節液では単核球が主体で、好中球は25%未満とされています。
5:○ 蛋白濃度3.5 g/dLは異常所見です。
正常関節液の蛋白は約2 g/dL以下と血漿よりかなり低く、3.5 g/dLは炎症による血管透過性亢進を示唆します。
【ポイント】
関節液の正常像は「淡黄色透明・高粘稠・細胞数200/μL未満・好中球25%未満・蛋白2 g/dL程度以下」です。
炎症性関節炎では細胞数・好中球・蛋白が増え、粘稠性は低下します。