正答4
解説
正解は4です。
三尖弁逆流の最大流速から、右室と右房の圧較差を簡易ベルヌーイ式で求めます。
肺動脈弁狭窄がなければ、右室収縮期圧は収縮期肺動脈圧とほぼ等しくなります。
【計算】
圧較差(mmHg)= 4 × v²(vは最大流速 m/s)
圧較差 = 4 × 3.0² = 4 × 9.0 = 36 mmHg
収縮期肺動脈圧 = 圧較差 + 右房圧
収縮期肺動脈圧 = 36 + 5 = 41 mmHg
【選択肢別解説】
1:× 27 mmHg は計算結果と一致しません。
正しい値は41 mmHgです。
2:× 31 mmHg は、圧較差36 mmHgから右房圧を引いた値です。
右房圧は引くのではなく加えます。
3:× 36 mmHg は圧較差そのものです。
右房圧5 mmHgを加え忘れています。
4:○ 41 mmHg が正しい値です。
圧較差36 mmHgに右房圧5 mmHgを加えて求めます。
5:× 45 mmHg は計算結果と一致しません。
正しい値は41 mmHgです。
【ポイント】
簡易ベルヌーイ式「ΔP=4v²」は、弁狭窄の圧較差や肺高血圧の推定に頻出です。
右房圧は下大静脈径と呼吸性変動から推定します。