正答4
解説
正解は4です。
血流依存性血管拡張反応〈FMD〉は、駆血解除後の血流増加で上腕動脈がどれだけ拡張するかを超音波で測る検査です。
血管内皮から放出される一酸化窒素の働きを反映し、血管内皮機能の指標になります。
この問題は誤っている手順を選ぶので、○ が答え(誤った手順)です。
【選択肢別解説】
1:× 正しい手順なので、誤りを選ぶ本問の答えにはなりません。
測定する腕は駆血と画像記録に使うため、血圧は反対側の上腕で測定します。
2:× 正しい手順なので、答えにはなりません。
安静状態での上腕動脈の血管径を、拡張率を計算する基準値として測定します。
3:× 正しい手順なので、答えにはなりません。
前腕部または上腕部にカフを巻いて駆血し、一般には前腕駆血が用いられます。
4:○ 駆血圧を収縮期血圧とするのは誤りです。
収縮期血圧では動脈血流を完全に遮断できないため、収縮期血圧より50 mmHg以上高い圧で5分間駆血します。
5:× 正しい手順なので、答えにはなりません。
駆血を解除した後に血管径を連続記録し、最大に拡張した時点の径を測定します。
【ポイント】
FMD(%)は「(最大拡張時の径-安静時の径)÷安静時の径×100」で求めます。
動脈硬化の初期段階である内皮機能障害で低下します。