正答1
解説
正解は1です。
JIS T 1022(病院電気設備の安全基準)では、医用室の種類に応じて必要な電気設備が定められています。
非接地配線方式は、絶縁変圧器を用いて電路を大地から絶縁する配線方式です。
1か所で漏電(地絡)が起きても電源が遮断されないため、生命維持装置が止まると危険な部屋で設置が義務づけられています。
【選択肢別解説】
1:○ 集中治療室では人工呼吸器などの生命維持装置を使っており、漏電によって電源が切れると患者の生命に直結します。
そのため、非接地配線方式を設けなければなりません。
2:× 検体検査室は患者に医用電気機器を装着する部屋ではないため、医用室の対象外です。
非接地配線方式の設置は求められません。
3:× 病理検査室も患者に機器を装着する部屋ではないため、医用室の対象外です。
非接地配線方式の設置は求められません。
4:× 生理検査室では患者に機器を装着しますが、電源の停止が直ちに生命にかかわる部屋ではありません。
保護接地は必要ですが、非接地配線方式の設置は義務づけられていません。
5:× 一般病室も、電源の停止が直ちに生命にかかわる部屋ではありません。
非接地配線方式の設置は義務づけられていません。
【ポイント】
非接地配線方式の目的は「地絡が起きても電源を止めないこと」です。
手術室・集中治療室・心臓カテーテル室など、生命維持装置を使う部屋に設けます。
ミクロショックの防止には、等電位接地を用いると区別して覚えましょう。