正答3
解説
正解は3です。
加齢に伴い、肺の弾性収縮力が低下し、末梢気道が閉じやすくなります。
その結果、息を吐き切っても肺に残る空気が増え、呼出できる量は減ります。
【選択肢別解説】
1:× 1秒率は、加齢とともに増加ではなく低下します。
高齢者では70%をやや下回ることもあります。
2:× 1秒量は、20歳代をピークに加齢とともに低下します。
3:○ 残気量は加齢とともに増加します。
肺の弾性収縮力の低下により、呼気の途中で末梢気道が閉塞し、空気が肺に取り残されるためです。
4:× 肺活量は、残気量が増える分だけ加齢とともに低下します。
全肺気量はほぼ変わらないため、その内訳が変化します。
5:× 努力肺活量も、肺活量と同様に加齢とともに低下します。
【ポイント】
加齢で増えるのは残気量、機能的残気量、残気率(残気量/全肺気量)です。
加齢で減るのは肺活量、努力肺活量、1秒量、1秒率、肺拡散能です。