正答1
解説
正解は1です。
遺伝形式を問う問題です。
X連鎖劣性遺伝病は、X染色体を1本しかもたない男性に発症し、女性は多くが保因者になります。
【選択肢別解説】
1:○ 血友病Bは凝固第Ⅸ因子の遺伝子(F9)の異常による疾患です。
F9はX染色体上にあり、X連鎖劣性遺伝の形式をとります。
2:× 鎌状赤血球症はβグロビン遺伝子(HBB)の点変異による疾患で、常染色体劣性遺伝です。
HBBは11番染色体上にあります。
3:× β-サラセミアもβグロビン遺伝子の異常でβ鎖の産生が低下する疾患で、常染色体劣性遺伝です。
4:× Huntington病は4番染色体上のHTT遺伝子でCAGリピートが伸長する疾患で、常染色体優性遺伝です。
5:× フェニルケトン尿症はフェニルアラニン水酸化酵素の欠損による先天代謝異常で、常染色体劣性遺伝です。
【ポイント】
X連鎖劣性遺伝病の代表は、血友病A・B、Duchenne型筋ジストロフィー、G6PD欠損症、Lesch-Nyhan症候群などです。
父から息子へは遺伝しないことが、家系図を読むときの手がかりになります。