正答3
解説
正解は3です。
測定法の性能を表す用語のうち、低濃度側の限界を表すものを区別する問題です。
検出限界と定量限界の違いがよく問われます。
【選択肢別解説】
1:× 管理限界は精度管理図で用いる許容範囲の境界です。
通常は平均値±2SDや±3SDで設定し、測定系の異常を判断する目安になります。
2:× 許容限界は、臨床的に許される誤差の範囲を指します。
最低濃度を表す用語ではありません。
3:○ 検出限界はブランク試料と統計的に区別できる最低濃度です。
一般にブランクの平均値+3SDに相当する濃度として求めます。
4:× 性能限界は測定法の評価の一般的な用語ではなく、ブランクとの区別を表すものではありません。
5:× 定量限界は、許容できる精度で定量できる最低濃度です。
存在を検出できるだけでなく数値を保証できる濃度なので、検出限界より高くなります。
【ポイント】
検出限界は「あるかないか」を判別できる最低濃度です。
定量限界は「いくらあるか」を言える最低濃度で、検出限界より高い値になります。