正答5
解説
正解は5です。
DNAは、リン酸基のため中性付近で負に荷電しています。
この性質を利用し、電場の中でDNAを大きさごとに分けることができます。
【選択肢別解説】
1:× デンシトメータは、電気泳動後の染色されたバンドの濃さを測る装置で、DNAを分離する装置ではありません。
血清蛋白分画の定量などに使います。
2:× サーマルサイクラーは、温度の上げ下げを自動で繰り返すポリメラーゼ連鎖反応〈PCR〉の装置です。
DNAを増やす装置で、分離する装置ではありません。
3:× フローサイトメータは、細胞に光を当てて大きさや蛍光を測り、細胞の種類を解析する装置です。
DNAの分離には用いません。
4:× シンチレーションカウンタは、放射線を測定する装置で、DNAの分離には用いません。
5:○ アガロースゲル電気泳動装置では、DNAがゲルの網目の中を陽極へ移動します。
小さいDNAほど速く移動するため、大きさの違いでDNAを分離できます。
【ポイント】
PCRで増やしたDNAは、アガロースゲル電気泳動で分離し、分子量マーカーと比べて大きさを確認します。
「増やすのはサーマルサイクラー、分けるのは電気泳動」と覚えましょう。