正答2
解説
正解は2です。
騒音性難聴は、強い騒音に長期間さらされることで内耳が障害されて起こる職業性疾患です。
特徴的な聴力図の型と、経過の特徴を押さえることが大切です。
【選択肢別解説】
1:× 一度障害された内耳の有毛細胞は再生しないため、騒音性難聴の聴力は回復しません。
2:○ 騒音性難聴は内耳のコルチ器の有毛細胞が障害されて起こるため、感音難聴です。
3:× 爆発音などの非常に強い音では、短時間の曝露でも音響外傷として難聴が起こります。
4:× 騒音性難聴の聴力低下は1,000Hzではなく、4,000Hz付近を中心に起こります。
この谷型の低下をc5ディップと呼びます。
5:× 初期は会話に使う周波数(500〜2,000Hz程度)の聴力が保たれるため、日常会話の聴取は困難になりません。
そのため自覚しにくいのが特徴です。
【ポイント】
騒音性難聴は「感音難聴、4,000Hzのc5ディップ、不可逆」が要点です。
早期発見のため、騒音職場の健康診断では4,000Hzの聴力を検査します。