正答5
解説
正解は5です。
B型肝炎ワクチンは、遺伝子組換えで作ったHBs抗原を接種するワクチンです。
接種によってHBs抗原に対する抗体(HBs抗体)が作られれば、免疫ができたと判断します。
【選択肢別解説】
1:× HBc抗体は、ウイルスのコア蛋白に対する抗体です。
ワクチンにはコア蛋白が含まれないので、HBc抗体が陽性ならワクチンではなく実際の感染を示します。
2:× HBe抗原は、ウイルスが盛んに増殖していることを示すマーカーです。
ワクチンの効果判定には用いません。
3:× HBe抗体は、HBe抗原が消えたあとに出現し、ウイルスの増殖が落ち着いたことを示すマーカーです。
ワクチンの効果判定には用いません。
4:× HBs抗原は、現在B型肝炎ウイルスに感染していることを示すマーカーです。
ワクチンの効果判定には用いません。
5:○ HBs抗体は、ワクチンによって作られる中和抗体です。
一般に10 mIU/mL以上で、感染を防ぐ免疫ができたと判定します。
【ポイント】
「HBs抗体陽性・HBc抗体陰性=ワクチンによる免疫」「HBs抗体陽性・HBc抗体陽性=過去の感染」と組合せで判断します。