正解を2つ選んでください。
正答3・4
解説
正解は3と4です。
図の児は、片手を体の横について支えながら、もう一方の手でおもちゃに手を伸ばして座っています。
四つ這いから座位に戻れるようになる時期は生後8〜9か月頃で、この時期に観察される反射・反応を問う問題です。
【選択肢別解説】
1:× 自動歩行は、新生児を支えて立たせると足を交互に踏み出す原始反射です。
生後2か月頃までに消失するため、この時期には観察されません。
2:× 背屈反応は、立位で後方へ倒されたときに足関節を背屈させる平衡反応です。
出現は生後15〜18か月頃と遅く、この時期にはまだ観察されません。
3:○ 足底把握反射は、足底の母趾球付近を圧迫すると足趾が屈曲する原始反射です。
生後9〜10か月頃まで残存するため、この時期にはまだ観察されます。
4:○ 側方パラシュート反応は、座位で側方へ倒されたときに上肢を伸ばして体を支える保護伸展反応です。
生後6〜8か月頃に出現し、図のように側方へ手をついて座位を保つ動作の基盤になります。
5:× 非対称性緊張性頸反射は、顔を向けた側の上下肢が伸展し、反対側が屈曲する原始反射です。
生後4〜6か月頃に消失するため、この時期には観察されません。
【ポイント】
パラシュート反応は前方が生後6〜7か月、側方が7〜8か月、後方が9〜10か月頃に出現します。
足底把握反射は原始反射の中でも消失が遅く、つかまり立ちや歩行の開始とともに消えていきます。