正答1
解説
正解は1です。
正常歩行の1歩行周期は、一側の踵が接地してから、同じ側の踵が再び接地するまでです。
各関節がこの間に何回屈曲・伸展するかを整理します。
【選択肢別解説】
1:○ 足関節は、初期接地から荷重応答期に底屈し、立脚中期から立脚終期に背屈し、前遊脚期に再び底屈し、遊脚期に背屈します。
1歩行周期に背屈と底屈が2回ずつ起こります。
2:× 股関節は、立脚期に伸展し、前遊脚期から遊脚期に屈曲します。
1歩行周期に伸展と屈曲が1回ずつ起こります。
3:× 膝関節は、荷重応答期に軽く屈曲して伸展し、遊脚期に大きく屈曲して伸展します(二重膝作用)。
屈曲と伸展は2回ずつ起こります。
4:× 立脚相と遊脚相の割合は約6:4です。
7:3ではありません。
5:× 歩行比は歩幅を歩行率で割った値です。
高齢者では歩幅が小さくなるため、歩行比は大きくなるのではなく小さくなります。
【ポイント】
1歩行周期の中で、両脚支持期は約20%あり、歩行速度が上がると短くなります。
歩行比は性別や身長の影響を受けにくく、歩行の評価に用いられます。