正答5
解説
正解は5です。
この問題は労働衛生環境に関連しないものを選ぶので、○ が答え(関連しない疾患)です。
職業性疾患は、粉じん、振動、重量物の取り扱い、反復作業など、作業環境や作業内容が原因となる疾患です。
【選択肢別解説】
1:× じん肺は、粉じんを長期間吸い込むことで肺が線維化する疾患です。
鉱山や建設現場などの作業環境が原因になります。
2:× 腰痛症は、重量物の取り扱いや前かがみの作業、長時間の同じ姿勢などで起こりやすくなります。
業務上疾病として最も多いものの一つです。
3:× 頸肩腕症候群は、パソコン作業などで上肢を反復して使う作業や、同じ姿勢を続ける作業で起こります。
4:× レイノー症候群は、チェーンソーなどの振動工具を長く使う作業で起こる振動障害の症状として現れます。
手指が白くなる(白ろう病)ことで知られます。
5:○ 大腿骨頭すべり症は、思春期の肥満傾向の男児に多い成長期の疾患です。
成長軟骨板の弱さやホルモンの影響が原因で、労働衛生環境とは関連しません。
【ポイント】
作業関連疾患は、粉じんでじん肺、振動でレイノー症状、重量物で腰痛と、原因と対で覚えます。
大腿骨頭すべり症は、膝の痛みを訴えて受診することがあり見逃しに注意します。