正答4
解説
正解は4です。
この問題は適切でないものを選ぶので、○ が答え(適切でない対応)です。
認知症の患者には、本人の気持ちを尊重し、理解しやすく安心できる方法で運動を促すことが基本です。
【選択肢別解説】
1:× 適切な対応です。
「〜してはいけない」より「〜しましょう」という肯定語の指示のほうが理解しやすく、否定されて意欲を失うことも防げます。
2:× 適切な対応です。
患者のペースに合わせると混乱や不安が減り、運動に取り組みやすくなります。
3:× 適切な対応です。
同じ動作を繰り返すと、記憶障害があっても手続き記憶として動作が身に付きやすくなります。
4:○ 適切でない対応です。
拒否している患者を説得して無理に行うと、不安や興奮を強め、信頼関係を損ないます。
時間や場面を変えて誘い直すなど、本人の意思を尊重して対応します。
5:× 適切な対応です。
洗濯物たたみや歩いて買い物に行くなど、慣れ親しんだ動作は理解しやすく、意欲を引き出しやすくなります。
【ポイント】
認知症の患者への運動療法では、否定や強制を避け、なじみのある活動と成功体験を生かすことが大切です。