正解を2つ選んでください。
正答3・4
解説
正解は3と4です。
一次性の変形性関節症は、明らかな原因疾患がなく、加齢などを背景に関節軟骨がすり減って生じます。
手指では、DIP関節とPIP関節に骨性の膨らみ(結節)を生じるのが特徴です。
【選択肢別解説】
1:× ボタン穴変形は、PIP関節が屈曲しDIP関節が過伸展する変形で、関節リウマチに典型的です。
2:× Charcot関節は、糖尿病や脊髄癆などで痛覚・深部感覚が失われた関節が高度に破壊される神経病性関節症です。
原因疾患があるため一次性ではありません。
3:○ Bouchard結節は、PIP関節に生じる骨性の結節で、手指の変形性関節症でみられます。
4:○ Heberden結節は、DIP関節に生じる骨性の結節で、手指の変形性関節症の代表的な所見です。
中年以降の女性に多くみられます。
5:× スワンネック変形は、PIP関節が過伸展しDIP関節が屈曲する変形で、関節リウマチに典型的です。
【ポイント】
「DIP関節はHeberden、PIP関節はBouchard」と、関節の位置で覚えます。
関節リウマチではDIP関節は侵されにくく、PIP関節やMP関節、手関節が主に侵されます。