正答5
解説
正解は5です。
筋力増強運動の原則(負荷・時間・方法)を問う問題です。
【選択肢別解説】
1:× 等尺性筋力増強運動は、1回あたり数秒(約6秒)の最大に近い収縮で効果があるとされます。
20〜30秒間以上の収縮は必要ありません。
2:× 筋力の維持には、最大筋力の20〜30%程度の抵抗で足りるとされます。
70〜80%以上の抵抗は、筋力の増強や筋肥大を目的とする場合の目安です。
3:× 目的としない筋の代償運動が起こると、目的の筋に十分な負荷がかかりません。
代償運動は防ぐように指導します。
4:× 等速性筋力増強運動は、速度を一定に保つ専用の機器(等速性運動機器)で行います。
重錘ベルトは等張性運動に用います。
5:○ 等尺性筋収縮では息こらえ(Valsalva効果)が起こりやすく、血圧が急に上昇します。
高血圧や心疾患のある患者では特に注意します。
【ポイント】
等尺性運動では、呼吸を止めずに声を出して数えるなどの工夫で血圧上昇を抑えます。
筋力増強には、過負荷の原則に従って最大筋力の60%以上の負荷を用いるのが目安です。