正答2
解説
正解は2です。
胸腰仙椎装具(軟性・硬性を含む)は、骨盤帯・胸椎バンド・支柱・腹部前当てで体幹を支持します。
各部品は、骨の突起を圧迫せず、てこの作用が効率よく働く位置に設定します。
【選択肢別解説】
1:× 後方支柱は、棘突起を避けてその両側(傍脊柱筋の上)に置きます。
棘突起の直上に置くと、骨の突起が圧迫されて痛みや皮膚の損傷が起こります。
2:○ 骨盤帯は、腸骨稜と大転子の間の高さに設定します。
座ったときに大腿に当たらず、骨盤をしっかり固定できる位置です。
3:× 側方支柱は、骨盤帯と胸椎バンドを結ぶ部品です。
肩甲間バンドと結合するものではありません。
4:× 胸椎バンドは、肩甲骨下角のやや下の高さに設定します。
肩甲骨の下1/3の高さでは、肩甲骨の動きを妨げてしまいます。
5:× 腹部前当ての上縁は剣状突起より下に設定し、剣状突起に当たらないようにします。
剣状突起の高さでは、座位や前屈で圧迫されて痛みが出ます。
【ポイント】
体幹装具の部品は、骨突起(棘突起・剣状突起・恥骨・肩甲骨)を避けた位置に設定するのが原則です。
骨盤帯は腸骨稜と大転子の間、胸椎バンドは肩甲骨下角の下と覚えます。