正答5
解説
正解は5です。
多発性筋炎は、自己免疫機序で骨格筋に炎症が起こる膠原病の一つです。
体幹や四肢の近位筋の筋力低下で発症し、筋原性酵素(CK)の上昇を伴います。
筋以外の臓器の障害、特に肺の合併症が予後を左右します。
【選択肢別解説】
1:× 多発性筋炎は女性に多い疾患です。
男性に多いのではありません。
2:× 多発性筋炎では心筋が障害されることがあり、不整脈や心不全の原因になります。
心筋は障害されないのではありません。
3:× 体温の上昇で症状が悪化する現象(Uhthoff現象)は、多発性硬化症の特徴です。
多発性筋炎の特徴ではありません。
4:× 多発性筋炎は、頸部や肩甲帯、骨盤帯などの近位筋が優位に障害されます。
遠位筋優位ではありません。
5:○ 多発性筋炎・皮膚筋炎には間質性肺炎が高い頻度で合併します。
急速に進行する間質性肺炎は主な死因となり、合併すると予後が悪くなります。
【ポイント】
多発性筋炎・皮膚筋炎では、間質性肺炎と悪性腫瘍の合併に注意します。
運動療法は、CKの値と炎症の活動性を確認しながら、過負荷にならない範囲で行います。