正解を2つ選んでください。
正答3・5
解説
正解は3と5です。
神経性無食欲症(神経性やせ症)は、太ることへの強い恐怖から食事を極端に制限し、著しいやせに至る摂食障害です。
思春期から青年期の女性に多くみられます。
【選択肢別解説】
1:× 低栄養と女性ホルモン(エストロゲン)の低下により、骨密度は低下します。
骨粗鬆症になりやすく、骨密度が増加するのではありません。
2:× 症状の中心は食事の摂取量の制限で、消化管での吸収の障害が原因ではありません。
吸収不全があるという記述は誤りです。
3:○ 著しくやせていても、自分が病気であるという認識(病識)をもたないことが多いです。
そのため治療を拒むことがあり、治療を難しくする要因になります。
4:× 食物への関心は低下せず、カロリーや料理に強いこだわりをもつことが多いです。
食べないのは、食欲や関心がないからではなく、太ることへの恐怖のためです。
5:○ 著しくやせているのに「まだ太っている」と感じるなど、ボディイメージの歪みがあります。
診断の重要な特徴の一つです。
【ポイント】
神経性無食欲症では、無月経、徐脈、低体温、低血圧、骨密度の低下などの身体症状を伴います。