正答5
解説
正解は5です。
疲労骨折は、一度では骨折しない程度の力が繰り返し加わることで生じる骨折です。
腰椎分離症は、成長期のスポーツ選手で腰椎の関節突起間部に生じる疲労骨折で、非常に頻度が高いです。
これを疲労骨折に含めると、腰椎が最も多い部位になります。
【選択肢別解説】
1:× 脛骨は、ランニングや跳躍で生じる下肢の疲労骨折として多い部位です。
ただし腰椎分離症を含めた場合は、腰椎より頻度は低くなります。
2:× 骨盤の疲労骨折は、恥骨下枝や仙骨に長距離ランナーなどで生じます。
頻度は高くありません。
3:× 中足骨(特に第2・3中足骨)は「行軍骨折」と呼ばれる疲労骨折の好発部位です。
足部では最も多いものの、腰椎分離症を含めた頻度には及びません。
4:× 腓骨の疲労骨折は、跳躍や走行で腓骨の下1/3などに生じます。
脛骨や中足骨より頻度は低いです。
5:○ 腰椎分離症は、腰椎の伸展と回旋が繰り返されて関節突起間部に生じる疲労骨折です。
第5腰椎に最も多く、成長期のスポーツ選手の腰痛の原因として頻度が高いです。
【ポイント】
四肢の疲労骨折では脛骨と中足骨が代表的で、両者で大半を占めます。
腰椎分離症は早期であれば、運動休止とコルセットで骨癒合が期待できます。