正答3
解説
正解は3です。
この問題は廃用症候群で低下しないものを選ぶので、○ が答え(低下しないもの)です。
廃用症候群は、安静臥床や不活動によって全身の機能が低下する状態です。
【選択肢別解説】
1:× 筋力は不動によって急速に低下し、完全な安静では1日に数%ずつ落ちるとされます。
廃用で低下します。
2:× 臥床が続くと、呼吸筋の筋力低下や胸郭の可動性の低下により、肺活量が低下します。
3:○ 廃用では心臓の1回拍出量が減少するため、それを補うように安静時の心拍数はむしろ増加します。
心拍数は低下しないので、これが答えです。
4:× 不活動が続くと、体力や意欲が落ちて身体活動性が低下します。
さらに不活動が進む悪循環に陥ります。
5:× 臥床による活動量の低下で、胃腸管の運動は低下します。
便秘や食欲低下の原因になります。
【ポイント】
廃用症候群では、安静時心拍数の増加、起立性低血圧、最大酸素摂取量の低下などの循環器の変化が起こります。
「1回拍出量は低下、心拍数は増加」とセットで覚えましょう。