正答3
解説
正解は3です。
運動単位の構成と、動員の順序を問う問題です。
運動単位とは、1つのα運動ニューロンと、それが支配するすべての筋線維をまとめた単位です。
【選択肢別解説】
1:× 運動単位に求心性線維は含まれません。
運動単位は遠心性のα運動ニューロンと、その支配する筋線維からなります。
2:× 1つの筋は単一ではなく、多数の運動単位で構成されています。
動員する運動単位の数を変えることで、筋の発揮する力を調節します。
3:○ 神経支配比(1つの運動ニューロンが支配する筋線維の数)が小さいほど、微細な運動ができます。
外眼筋や手の虫様筋は支配比が小さく、精密な動きを担います。
4:× 随意運動時には、大きな運動単位ではなく小さな運動単位から先に活動を始めます。
これをサイズの原理といいます。
5:× 伸張反射で弱い刺激から活動を始めるのは、速筋ではなく遅筋の運動単位です。
遅筋を支配する小さな運動ニューロンは興奮しやすいためです。
【ポイント】
サイズの原理では、小さな運動単位(遅筋・疲れにくい)から大きな運動単位(速筋・大きな力)の順に動員されます。
大腿四頭筋のような大きな筋は、神経支配比が大きい筋です。