正答4
解説
正解は4です。
障害の特徴に合った自助具を選ぶ問題です。
どの機能が失われ、どの機能が残っているかを考えると判断できます。
【選択肢別解説】
1:× ボタンエイドは、手指の巧緻性やつまむ力が低下した人のための自助具です。
片麻痺では非麻痺側の片手で着替えるため、ボタンの大きさを変えるなどの工夫を優先し、代表的な組合せとはいえません。
2:× プルトップオープナーは、つまむ力や指先の力が弱い人が缶を開けるための自助具です。
片側上肢の切断では反対側の手が使えるので必要性は低いです。
3:× リーチャーは、関節可動域の制限で手が届かない人のための自助具です。
脊髄小脳変性症の失調では細かな操作が難しく、リーチャーは適しません。
4:○ 台付き爪切りは、台に固定された爪切りを肘や前腕、断端で押して使う自助具です。
両側上肢の切断で手が使えなくても爪を切ることができます。
5:× ソックスエイドは、股関節の屈曲制限などで足先に手が届かない人のための自助具です。
アテトーゼ型脳性麻痺の不随意運動では操作が難しく、適しません。
【ポイント】
自助具は、関節可動域の制限にはリーチャーやソックスエイド、つまむ力の低下にはボタンエイド、片手動作には台付きの道具と整理します。