正答2
解説
正解は2です。
下腿義足の静的アライメントのチェックアウトで、足底の接地のしかたから原因を推定する問題です。
足部の内側が浮き上がるのは、足部が内がえし方向に傾いて外側だけで接地している状態です。
【選択肢別解説】
1:× toe-out 角は足部を外へ向ける角度で、主に足部の向きに関わります。
大きすぎても足底の内側が浮く原因にはなりません。
2:○ ソケットは断端の自然な傾きに合わせて初期内転角を付けます。
内転角が不足すると支柱の下端が内側へ傾き、足底の外側だけが接地して内側が浮きます。
3:× ソケットの外壁の高さは、断端を内外側から支える安定性に関わります。
足部の接地の傾きを生じる原因ではありません。
4:× 足部が外側に位置しすぎると、荷重線が足部の内側寄りを通り、足部の外側が浮きます。
本問の内側が浮く所見とは逆です。
5:× ソケットが内側に位置しすぎることは、足部が相対的に外側にあることと同じです。
足部の外側が浮く原因になり、本問とは逆です。
【ポイント】
下腿義足の静止立位で足部の内側が浮くときは、ソケットの内転角不足か足部のインセット過大を疑います。
外側が浮くときは、その逆の原因を考えます。