正答5
解説
正解は5です。
運動中は、働いている骨格筋に血液を集めるよう全身の血流配分が変わります。
各臓器の血流がどう変化するかを問う問題です。
【選択肢別解説】
1:× 脳の血流量は自動調節(autoregulation)によって、運動中もほぼ一定に保たれます。
運動で大きく増加することはありません。
2:× 運動が続いて体温が上がると、熱を逃がすために皮膚の血管が拡張します。
皮膚血流量は減少ではなく、増加します。
3:× 内臓の血管は交感神経の働きで収縮し、腹部内臓の血流量は減少します。
内臓血管が拡張するわけではありません。
4:× 骨格筋の血管は、代謝産物の蓄積などにより拡張します。
活動筋の血流量は安静時の十数倍に増えることもあり、収縮は起こりません。
5:○ 運動中は筋ポンプ作用や呼吸ポンプ作用、静脈の収縮が働きます。
その結果、心臓への静脈還流量が増え、心拍出量の増加を支えます。
【ポイント】
運動時は、筋と皮膚と心臓の血流が増え、腹部内臓や腎臓の血流が減ります。
脳の血流は、運動中も安静時もほぼ一定に保たれます。